歯肉の病気が増えています

親の手を離れて自立するようになると、不規則な生活習慣や食習慣などにより、歯肉炎が15歳前後でピ―クになります。

その後19歳頃から、歯を支えている歯槽骨の破壊が徐々に増加し、歯周炎へと移行していきます。
このまま放置しておくと歯を喪失してしまいます。

セルフチェックしてみよう

歯肉:淡いピンクしてるかな?
出血はないか?
形はどうか?

歯垢:染色して見よう
どういう所いついている?

歯石:どこについている?

歯の数:数えてみよう
何本あったかな?
むし歯はなかったか?

口臭が気になる...

他人の目などを気にする年齢です。
口の臭いは本人にはなかなか分からず、他人から指摘されて始めて分かることが多いものです。
この口臭には生理的なもの、精神的なもの、病的なものなどがあります。

1 生理的口臭・・・空腹時、月経時、早朝などに起こります。

2 精神的口臭・・・神経の緊張、疲労などによるストレス性の口臭と、他人には感じられず、本人だけが臭うと思い込んだ心因性口臭があります。

3 病的口臭・・・耳鼻、消化器疾患による口臭・むし歯や歯周病などによる□臭があります。

正しいブラッシングをしましょう

歯肉はブヨブヨして赤い
歯肉炎になっています。歯肉は赤く腫れ、出血しやすくなっています。

良好な歯肉の状態を保っている
正しいブラッシングにより歯肉は健康になり、重度の歯周病には進みません。

スポーツドリンクに注意!

スポーツドリンクは砂糖の量がジュースに比ベると約半分なのですが、飲む量が多いので、結局大量に砂糖を取ることになります。

これによるむし歯の特徴は、同時にたくさんの歯がむし歯となり、歯の表面が白くにごり、ぼろぼろと穴があきます。
飲み方に注意が必要です。

あごの病気に注意!(あごのまわりの痛みや雑音)

あごの関節の異常を訴える人がふえています。原因として次のことが考えられます。

  1. 噛み合わせが悪い
  2. 偏った噛みぐせ―右だけ、左だけといった偏った噛みぐせ
  3. 歯列の不正―親知らずが生えたことで、不正咬合になるケ―スもあります。
  4. 歯周疾患―むし歯や歯周病など、歯の病気が関節に負担をかけ、弱<する。
  5. 関節の形態異常
  6. 悪習慣などで無理な外力があごの関節に加えられた場合
  7. ス卜レスなど精神的な原因